【日曜美術館】横尾忠則突発性難聴でありながら絵画80点展示

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9月26日(9時~)日曜美術館で横尾忠則さんが出演されます。

以前、横尾さんは徹子の部屋に出演されました。

横尾忠則さんの徹子の部屋はこちら


横尾さんの愛ネコへの想いがつまった画集です。

7年前に亡くなった『タマ』です。

突発性難聴(とっぱつせいなんちょう)について

とご本人はコメントしています。

2020年のYTMOCAは、(ヨコオ・タダノリ・ミュージアム・オブ・コンテンポラリー・アートの頭文字)は病気がテーマで館内は病室がテーマになりました。スタッフも白衣を着ていたそうです。

2015年に突発性難聴を患って以降、音が朦朧(もうろう)と聞こえるという横尾さん。そんな肉体の変化も作品に取り入れて、新たな“朦朧体”スタイルが生まれています。

とコメントされていました。

横尾さんは子供の頃から虚弱体質で、養父母に過保護に育てられました。

成人後は持病の喘息(ぜんそく)、不眠症、顔面神経麻痺(がんめんしんけいまひ)、帯状疱疹(たいじょうほうしん)などを患い『日替わり病気病』と自嘲する事もあったそうです。

10年に一回は大病や大けがに遭い、交通事故や入院が原因で1970年には『休業宣言』されました。

『病気は生活や芸術を見つめなおす機会になった』と話しされていました。

怖いけど見たくなる絵画 『恐怖の館』

9月18日から神戸市灘区原田通3の横尾忠則美術館で、お化け屋敷や廃墟のように演出された館内に約80点作品を展示されました。

世界的に有名な横尾さんにとって『あの世とこの世』『闇』は重要なテーマでした。

キャーと叫び声が響く中、迷宮のような通路を進んで鑑賞します。

ガスマスクなどの備品類も並び、『黒いY字路』の1作品目も並び、死を意識してくる雰囲気に包まれていくようです。

2022年2月27日まで展示されています。

休館 月曜9/21、12/31、1/1、1/11

一般 700円

TEL 078-855-5607

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難聴になるまで

昔は音楽がないと絵が描けない位だんですが、最近耳鳴りと難聴がすごいんです。

耳の中で中でセミがジーッと鳴いていたり圧迫感があったりそんなかんじです。

だから今は音楽をかける事が億劫になっています音楽が雑音にしか聴こえない。

実は30年前位からよく耳の絵を描いていたんですよ。こうなることを無意識に感じていたのかな。

耳の不自由さが絵の自由さにつながってくれたらいいですけどね。

耳もそうだけど身体の調子と創作活動は分けて考えられないと思います。

とやはり耳の不自由さを語っていました。

絵は肉体的なもの

よく絵を観念的に捉える人がいますが絵は肉体的なものです。

『自分はこういう考えに基づいて、こういう絵を描きました』と説明するアーティストがいるけれどそれなら描かなくていいんじゃないかと思います。

逆に、自分が何を考えているかわからないから描くんだと。

描いてから自分はこういうことを考えているんだってわかる。そういうものだと思います。

やっぱり絵は肉体で描かなきゃ。

と雑誌のインタビューに答えられてました。

まとめ

今回の展示は死やあの世とこの世がテーマになっていますが、横尾さんの原点だとおもいます。

常に死後の世界には関心を持ち続け死の側から生を見る事で自身の生き方を見つめてこられたそうです。

そういう横尾さんだからできる今回の展示会だったのではないかなと思います。

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